地域の100の課題から100のビジネスを創出する
株式会社 小高ワーカーズベース

ABOUT 会社紹介

地域に課題があればそれを解決するモノやサービスを生み出す。 私たちは、原発事故避難指示区域において持続可能な地域社会の実現を目指します。

私たちが事業を営む福島県南相馬市小高区は、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故により5年4か月もの間、居住が許されない避難指示区域となりました。地域のコミュニティは突然分断され、町を担っていた営みの多くが消失し、一時はゴーストタウンのようになってしまいました。この豊かな国、日本という「システム」も、予測不能な事態が起きると機能不全を起こすことを身をもって痛感しました。 だから私たちは、「自分ではコントロールできないシステム」や「自分ではない誰か」に暮らしをゆだねる生き方から脱却します。 自らの人生にオーナーシップを持ち、この予測不能な未来を自らの力で切り開く。 そのような生き方が当たり前の地域社会を実現します。

BUSINESS 事業内容

自立した地域社会を実現する

代表メッセージ
『なぜ原発事故避難指示区域で事業を起こすのか』 よく頂戴する問いです。 ふるさとのため。確かにその通りです。 強制避難させられた悔しさから。それもあります。 でもそれだけではありません。 私たちが感じているのは、 この地域の限りない可能性です。 私たち南相馬市小高区の住民は、5年4か月もの間居住が許されなかった町に、暮らしを再構築していくというチャレンジをしています。ここで対峙しているのは「緩やかな衰退に歯止めをかける」といった従来の課題ではなく、「そもそもゼロの状態から町を興していく」という、それまでの日本には存在しなかった課題です。 欲しい暮らしを手に入れるためにすでにあるものを捨てることは難しいかもしれません。 しかしゼロから始めるのであれば創るだけです。 すでに様々な絵が描かれたキャンパスにさらに絵を描き加えるのではなく、真っ白なキャンパスにイメージ通りの絵を描く。開発しつくされた街に家を建てるのではなく、前人未踏のフロンティアを自ら開拓し理想の村を創る。 成熟した日本社会においてそんなチャレンジができるこの地域に、私たちは可能性しか感じられません。 現代社会は予測不能だからこそ、どんな状況からでも可能性を見出し、欲しい未来を実現する。 そんな風土をこの地域から生み出すために、私たちはチャレンジし続けます。 株式会社小高ワーカーズベース 代表取締役 和田 智行
事業内容
簡易宿所付コワーキングスペース「小高パイオニアヴィレッジ」の管理運営 ガラス製品の製造・販売 起業型地域おこし協力隊「Next CommonsLab 南相馬」事務局の管理運営 コワーキングスペース「NARU」の管理運営 その他委託事業

WORK 仕事紹介

Agripreneur(アグリプレナー) Project
弊社が運営するNext Commons Lab南相馬は、皆様のお力添えを頂き本格的に指導し始めてから丸5年が経過しようとしています。 これまでにNCL南相馬から様々なプロジェクトが誕生してきました。 そんな中、今回新たに「地域の課題は何なのか」について見つめなおし、新規プロジェクトの立ち上げをすることとなりました。 テーマは「農と食」、その名も「Agrepreneur Project(アグリプレナー)」です。

INTERVIEW インタビュー

佐藤太亮さん/Next Commons Lab 南相馬
入社後、お世話になった先輩・上司とのエピソードを教えてください
埼玉から移住して5年目、現在は南相馬市小高で酒蔵を運営しています。 移住する前、(代表の)和田さんと初めて出会ったときに「ゼロから自分たちのつくりたいまちをつくれるなんてゲームみたいでワクワクするよね」と言われたのが印象的でした。 「原発事故で人口がゼロになった」という事実をポジティブに捉え直していく姿勢に共感して、このまちで酒蔵として果たせる役割を果たしたい、と思うようになりました。
南相馬はどんな町ですか?
特に僕たちが拠点をおく「小高区」は、原発事故の避難で一時人口がゼロになりました。 そのため、現在住んでいる方は、「このまちを愛する地元の方(避難後わざわざ戻ってきた方)」か「このまちを楽しい場所にしたい移住者」しかいません。 ポジティブなパワーに溢れているため、前向きな取り組みは皆さん応援してくださる空気感があります!
仕事上での目標は?
自分たちの事業を通して、自律的な地域文化と自由な酒づくりの文化を取り戻すことを、本気で目指しています。

BENEFITS 福利厚生

活動支援金

起業・独立するための支援金として、活動経費を含んだ月額24万円強の報償費を最大3年間支給します。 (年度毎に見直しあり) ※尚、プロジェクトを通して起業し、自身の起業した事業から収入を得ることができます。 期末手当:勤務月数に応じ、上限20万円を年2回支給します。(10月及び4月)

雇用形態について

南相馬市の起業型地域おこし協力隊員として、南相馬市との業務委託契約となります。 原則1年毎にプロジェクトの取組状況・成果を勘案し、最大3年まで延長可能です。

FAQ よくある質問

社会人経験はありませんが応募可能ですか?
可能です。社会人経験がなく応募し、起業されてるメンバーもいます
応募対象地域であるか、地域要件について教えてください。
こちらをご確認ください https://www.soumu.go.jp/main_content/000862222.pdf
活動経費はいくらですか?
活動経費を含んだ月額報酬額が24万円強です。加えて年間最大40万円の期末手当があり、年間報酬は最大で330万です。
南相馬の課題はなんですか?
こちらをご確認ください https://www.city.minamisoma.lg.jp/material/files/group/57/genkyoutohattenn0503.pdf
南相馬で起業する魅力は?
一度まっさらになったからこそ多くの可能性に溢れており、新しい未来を切り拓いていくことができます。 NCL南相馬では現地企業の株式会社小高ワーカーズベースが運営に協力している点が他拠点と大きく違ており、活動支援の範囲が広く、地域とのつながりがより強固になるなど、目的を共有している現地企業と協力することで、できる支援の幅が広いです。 また、移住・起業に関する補助金も豊富です。 https://www.city.minamisoma.lg.jp/attraction/support/index.html
契約期間内に法人設立した場合は、協力隊として続けられますか?
続けられます。自身の事業で得られた収入得つつ、協力隊の報酬を受給することが可能です。

RECRUIT 求人情報

現在、以下の求人を募集しております。求人の詳細情報は各求人ページをご確認ください。

株式会社 小高ワーカーズベース 福島県南相馬市小高区本町1-87 小高パイオニアヴィレッジ内

【福島県南相馬市勤務】起業型地域おこし協力隊員(ラボメンバー)
月給241,600円〜
「小高駅」より徒歩5分<車通勤OK>
応相談
【福島県南相馬市勤務】農と食をテーマとした起業型地域おこし協力隊員
月給241,600円〜
「小高駅」より徒歩5分<車通勤OK>
応相談

株式会社 小高ワーカーズベース

起業型地域おこし協力隊員(ラボメンバー)
月給241,600円〜
「原ノ町駅」より徒歩5分<車通勤OK>
応相談
農と食をテーマとした起業型地域おこし協力隊員
月給241,600円〜
「原ノ町駅」より徒歩5分<車通勤OK>
応相談