農と食をテーマとした起業型地域おこし協力隊員

Next Commons Lab南相馬は、皆様のお力添えを頂き本格的に指導し始めてから丸5年が経過しようとしています。 これまでにNCL南相馬から様々なプロジェクトが誕生してきました。 そんな中、今回新たに「地域の課題は何なのか」について見つめなおし、新規プロジェクトの立ち上げをすることとなりました。 テーマは「農と食」、その名も「Agrepreneur Project(アグリプレナー)」です。 【プロジェクト概要】 Next Commons Lab南相馬では「予測不能な未来を楽しもう」をテーマに、 南相馬で次世代のサステナブルな「農と食」にチャレンジするプレイヤーを募集します。 ・業務内容 南相馬の資源を活かしながら、自身で企画、設計した事業プランに基づいて、 起業に向けた計画的な活動をしていただきます。 新しい土地で農と食に向き合って見ませんか？ 既存の概念に捕らわれず新たなチャレンジを応援します。 チャレンジ例： 日本酒の新たなジャンルに使用される「東洋のホップ」と呼ばれる唐花草を生産・販売を目指す農業 農業高校や大学の実証ができる農地の整備と、農業を通じた起業研修事業 自身で栽培した有機作物をそのままレストランでお客様にお届けする飲食店事業など ・着任後のイメージ 1年目 情報収集 地域との関係構築 資金調達 事業スモールスタート 2年目 法人化 プロダクト・サービスローンチ 3年目 PDCAサイクル 卒隊に向けた事業計画作成・実行 ・南相馬でチャレンジすることの意義 1. 原発事故の影響により、農や食の分野で新たなチャレンジが必要になった地域だからこそ、イノベーションへの熱量が高まっています。 2. この地で新しいことに取り組んできた他業種のプレイヤーとの関わりを持つことで、既存の枠組みに留まらない事業が生まれやすい環境があります。 3. 太平洋の温暖な気候に恵まれ、東北の玄関口にあって首都圏の食を支えてきた歴史があり、農や食の文化的基盤がある地域です。 南相馬に熱意ある起業家が地域に根付き、立ち上げた事業が継続でき、 災害や事故など不測の事態にも折れず、レジリエンスを持って再挑戦できる人が増えることで 起業に限らず地域に関わるあらゆる人が自ら挑戦することができる風土を作っていければと考えています。 【NCL南相馬とは】 NCL南相馬は地域資源を活用した事業創出などを目的とする、多部門が関わる任意団体です。 地域資源・課題の発掘と可視化、部門を超えた協力者の誘致、人材の育成や募集など、様々な施策に取り組みます。 その一環として、コーディネーターが中心となり、起業のタネとなる複数のプロジェクトを設計し、地域でのパートナーとなる住民や企業とのコーディネートなどを通して起業家を支援します。 起業経験がない方がほとんどですが、移住し起業している方も続々と出てきています。 雇用形態：業務委託